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MM体験記第六回  

メタルマックス体験記第六回です。(海辺の工場~鉄橋)


新しい仲間(かなり強引に入ってきた感じだけど…)、
メカニックのミッキーと共にポブレ・オプレの東にある工場へ向かっていた。
そこには戦車があるらしい。どういうのかはさっぱりだけどな。
オレの愛用していたモスキートは今ミッキーが乗っているから
オレは白兵戦を強いられている状態だ。早いとこ戦車を見つけて戦車で戦いてぇよ…。

ちなみにオレは今モスキートの上に乗っかっている。見心地は意外といいんだぜ。
モンスターが出てきたらすぐにここから降りて戦う。ずっと歩くのも疲れるし。
だけどたまにミッキーが主砲の向きを変えたりしてオレを驚かしやがったりもする。
そうそう、戦車の中にいるミッキーと外にいるオレとの会話をスムーズにするため
ミッキーの奴がインカム?っていう小型マイクを作ってくれた。
それをヘルメットに装着してるから戦車の内外でも会話ができるわけだ。
面白がってそれをいじっているといきなりミッキーの声が響く。

「ねえはんた君、この橋を渡れば工場に着くんだよね?」
「ああ、そうだけど?」
「だけどこの橋には賞金首がいるんじゃなかったっけ」
「…“ドス・ピラニアス”か。できれば会いたくないな」

賞金首である奴はこの橋を縄張りにしている。
まだ戦車を手に入れていないこの状態で会ってしまったら倒せる自信は正直無い。
オレは生身、ミッキーはオレほど操縦に慣れてない。

「それでさ、ここは一つ提案なんだけど。しっかり捕まってくれないかな」
「は?どういう意m…どわぁっ!?

提案とか言いつつお前オレの意見なんか聞いてないじゃないか!!
いきなり戦車をフルスピードで走らせたもんだから慌てて主砲にガバっとしがみついた。
橋を一気に渡るという案だったらしいが、オレに賛否聞く前にやりやがった。
海を横断する橋。ちょっとコンクリートにヒビが入っているのがなんだか不安だけど
できればそれより海をのんびりと眺めてみたかった。オレあんまり海見たこと無いし。
けれども、今はそんな余裕、少しも無かった。



とにかく主砲にしがみつくので精一杯だったけど、とりあえず工場にたどり着いた。
ゼエゼエと呼吸を繰り返し、主砲から手を離してストンと着地。
そしてハッチから顔を出したのん気面なミッキーに一言。

「ミッキー…お前なぁ…」

恨めしそうに睨んでもこいつには全く効かない。お坊ちゃま故の特性なのか?
この肝が据わってるというのか単に鈍感というのか。

「まあまあ。着いたんだからいいじゃないかはんた君。
 さ~て、中はどうなってるのかなー」

「あっ、ちょっと待てよおいっ!」

勝手にキャタピラをキュラキュラ言わせて走る“元”オレの戦車を慌てて追いかけた。
か、完全にこいつのペースに振り回されてる気がする…頑張らないとな、オレ…。


工場の中はけっこうひんやりとしていた。やっぱり機械が色んなところに置いてある。
外とは違いモンスターなんていないから大丈夫だろうと思っていたが
そこは簡単に済まなかった。気が付いたらオレの足元が浮いている。舞空術か?

「…は?」

オレの背広をクレーンが掴んでいやがる!自動警備のバッドシステムか!?
離せ…と言いたいが離したら離したでケツからモロに落ちそうだ。
こういう時こそ仲間を頼るに限る!…不安要素たっぷりだけどな。

「おいミッキー!上だ上!変なのに捕まっちまった!!」

インカムに懸命に声をかけると戦車の主砲がオレに向く。
なるほど、これでドガンと一発ハデにかまして……

………なんか違っ!それ絶対巻き添え食うって!!

もれなくミッキーはクレーン目掛けて主砲を豪快にぶちかましやがった。
ドグワァーンという爆音でこのフロアが揺れ、受身もロクに取れないままケツから落ちた。

「おいっ、もうちょっとソフトな倒し方は無いのかよ!というか副砲でいいだろ!」
「『いやー、君を助けるので必死でさあ』」
棒読みでそんな事言うんじゃ……ってまだいたのかー!!

気が付いたら別のバッドシステムに捕まっていた。警備お疲れ様だぜ、ホント。
だけど仕掛けて来るんだから仕方が無いよな。返り討ちにさせてもらう。
今度は副砲で落としてもらったけどこれもこれで絶妙な当たり具合だった。
あいつ、心なしかオレ狙ってなかったか?


途中でベルトコンベアーに乗るおっさんに会い、戦車は乗れないと教えてくれた。
…とりあえず不審者とは思われてないようだな。工場見学でもないけど。
他のルートも探索してみたけどどうやらこのコンベアーに乗るしか無いみたいだ。
あちゃー、遂にミッキーも生身で戦うハメになったか。大丈夫だろうか。
ベルトコンベアーに乗りゆっくりと移動し、戦車があるか探していたが
大きなシャシーを見ることは無かった。コンベアーを下りた先で
ミッキーが階段を見つけ、上がってみると花があちこちに飾られている部屋に着いた。

「なんだ?いきなり…ぶわっ、花粉臭っ」
「花は嫌いかい?はんた君。僕はこういう匂い好きだけどな」

花なんて女が好むやつじゃないのかよ。悪いけどこれの魅力はわからないな。
上の階ではなんだか立派そうなおっさんに会った。どうやら社長らしい。
社長…ってこの工場のか。さっきゴミを海に捨てていたけどそんなんでいいのかよオイ。
そうだ、この人なら戦車の事について知っているかもしれない。

「あの…ここに戦車があるって聞いたんですけど」
「むむ、あのクルマかい?君はそれを欲しいというんだね?」

う、なんかやっぱりタダじゃくれなさそうな雰囲気。
ってミッキー!こういう時だけ他人面してるんじゃねぇ!

「あれは私の青春のクルマ…そうだ、では花占いで決めよう」
「花占いぃ?」

ちょっと呆れた声が出ちまったせいか側にいた細目の女性秘書がオレをじろっと見た。
流石にこれはマズかったかな。だけど聞こえていなかったのか社長は
ベランダにある花を一輪取り、優しくその花びらをちぎり始めた。
な、なんか本当に女々しくてオレにはおかしく見えるんだけど…

「『あげる』、『あげない』、『あげる』、『あげない』…」

オレとミッキーは無言のまま少しずつ散っていく花びらに釘付けになる。
花びらが少なくなってきた。ええと、あと2枚で、次が『あげない』だから…

「『あげる』!!」

やった!!!たかが花占いだけどすんげえ嬉しい!!
だけどひとまず社長の目の前でガッツポーズとるのはよしておこう。

「おおお、『あげる』とは!しかしこれも花が決めたこと。クルマは
 下の階にある。持って行っていいぞ」
「ありがとうございます!」

滅多に使わない丁寧な口調でオレは礼を述べた。勿論ミッキーも。
パタンと戸を閉めほっと一息。だけどミッキーはにやけた表情でオレを見上げた。

「君って礼儀正しいところもあるんだね」
「それってどういう意味だよミッキー」

部屋を出ていきなりこの台詞だ。お前何もしてなかっただろうに。
社長の言う通り下の階へ降りると、そこにはオレが最初に手に入れた戦車とは
また違う形のクルマがあった。モスキートに比べ開放感のある操縦席。
ええと、バギーってやつだよなこれ。

「わああああすげええええ!!!」

あ、やばいこいつ戦車を目の前にすると性格変わるんだった。
ミッキーはいつもの行動スピードを遥かに凌駕する速度で戦車に乗り込む。
はあぁぁ…オレも乗ってみたかったんだけどなぁ…

「ねえねえはんた君!このクルマ、これから僕が乗っていいんだよね!」
「あ、ああそうだな。モスキートは返してもらうぜ」

ようやくオレの元にあのクルマが帰ってくる。嬉しいはずなんだけどやっぱり
新しい戦車を目の前にしてはその喜びも少し薄れる。
操作感覚は、積んでいる武器は、どういうのなんだろうなぁ…やっぱり乗りたい。

「たまには交換してもいいからね!」

…なんでオレの思ってることを簡単に見抜くんだろうなこいつは…。
あ、そうだ。こいつにも名前をつけてやらないと。命名権はオレにあるよな。

「そういえば名前付けないとねー。はんた君決めていいよ。
 僕そういうの気が向かないから」


なんか理由が理由になってない気もするけど…ま、いっか。
第2の戦車、ということでオレはこう名付けた。

“セカンアクス”

「へー、斧なんてどこにも無いんだけど?」
「うっ、うるさい!イメージだイメージ!!」

人のネーミングセンスにケチつけるなよ、全く…。



とりあえずクルマで階段を降りるのは無理なのでベランダから一気に降りる事に。
意外と身軽なのか着地の衝撃も大したことなく、
第2の戦車は社長の青春の時代以来久々に大地を踏むことになった。
オレはすぐに置いてきたモスキートの元へ行き、これで2台の戦車が並ぶことができた。

「凄いねー2台も戦車があるなんて!」
「そうだな。まさか花占いなんかでもらえるなんて思わなかったけどさ」
「あー!!大変だはんた君!!」
「どうした!どこか壊れてるのか!?」
「これ主砲が無いよ!ぶっ放せないよー!!
「そんなの我慢しろ!!!」

思わずインカムに思いっきり怒鳴った。あいつ意外とド派手な戦い好むんだなぁ…



工場を出て再び橋の前。また賞金首…ドス・ピラニアスの事が頭に浮かぶ。
まだ遭遇するわけにはいかないな。そこへミッキーからまた連絡が入った。

「はんた君、この間『ドッグシステム』って買ったよね」
「ああ、こいつに積んでるな。あれって何に使うんだ?」
「こういう時にいいのさ。ボタンを押してみなよ」

言われるがままに操縦席傍にセットしたドッグシステムにボタンを押してみる。
すると「SYSTEM-ON」といきなり文字が液晶画面に出てきた。
そして次に出た文字は見慣れた町の名前。リオラドとポブレ・オプレ。
あれ?間に空白があるのはなんでだ??

「それは行ったことがある町に一瞬で行けるんだってさ。これなら
 賞金首に出会う危険性も無く町に戻れるよ」

「へー、それは便利だけどどういった感じで戻るんだ?」

そう言いながらオレは既にボタンを押していた。
工場に行く前のミッキーと同じことをしているのに気が付いたけどたまには
オレから仕掛けるのも悪くはないだろ。きっとあいつは無反応だろうけど。
すると突然目の前の視界が歪む。そして一瞬身が浮いたかと思ったらすぐに落ちた。




何が起きたのかさっぱりわからなかったけど、ハッチを開けて外を見てみればポブレ・オプレ。

「転送装置が組み込まれているんだってさ。町にも転送装置があるけど
 それの小型版みたいなんだ。ただ手で持ち運べないけど」

「凄ぇな!便利じゃねえかよ」

オレ達はまず町に入ってこのワイルドバギーの性能を色々確かめた。
どうやら主砲を積み込む穴が無いらしく、今の武器は副砲だけのようだ。
だけどこの副砲、ガトリング砲はオレの戦車に積んでいる9ミリ機関砲と違って
一度にたくさんの敵を攻撃できるらしい。その分威力は控えめらしいけどな。
他に武器を積んでいないせいか今のところ装甲がかなり厚い。
ひとまずいい武器が手に入るまではオレのサポートという感じだろうか。

「他の町だと改造をしてもっと戦車を強くできるらしいんだ。
 そういうところにも行けたらいいんだけどなぁ」


ミッキーが窓からまだ行った事の無い北の方角を見ている。
…北の方角は、その、マズいと思うんだが。それに、その前にやるべきことがあるな。

「そうだ、こいつの性能もわかったところだし…
 挑んでみないか?“ドス・ピラニアス”に」

「ええっ!?賞金首に?」
「3000Gだぜ?大金が手に入ればその改造ってやつもやりやすくなるじゃないか。
 その資金稼ぎにもなるし、あとは…」


こいつも父ちゃんと同じで笑いそうだけど、人のためさ。
…てな。もう言わないけど。

「いいねー、僕もこの町の人たちのために戦うさ!」

あ、同じこと考えてら。意外なところで気が合うのかもしr…

「ってその後言うつもりだったでしょ」

だからなんでお前は人の言う事を…間髪入れず突っ込んでくるな。

「ま、嫌いじゃないけどね、そういう正義感」

そこまでお熱い正義感は持っちゃいないけど、結局はそういうもんか。

「とにかく、準備ができたら行こうぜ、魚退治によ」
「オッケー」





各自戦車の点検を終え、ポブレの東の橋へ向かったけど、ここからどうしたらいいものか。
サルモネラ一家の時はあっちから仕掛けられたからな。
できればこっちから先手を取りたいんだけどな…と考えているとバババババとガトリング砲の音。
音の元を辿ればミッキーが海に向かって撃っていた。

「いきなりガトリング撃つなって!目立つだろ!!」
「縄張りだっていうならこうした方が簡単に出てくれるかなと思ってさ」
「そんな簡単に出てくれるもんかよ?」

ザッバーン…

「あ、ほらあっさりやって来てくれたよ」

1体の巨大な影が海からハイジャンプの末橋の上に着地する。
ボウガンをギラリとオレ達に向けるその2足歩行のピラニアこそ、賞金首“ドス・ピラニアス”。

「1体2ならサルモネラ一家より有利だな、よし行くぜミッ…」

ザバザバザバザバザバーン…

手下と思しきフロッグマンが5匹もドス・ピラニアスの護衛の如く前に立ちふさがる。
もう、ポスターの絵は信用しないようにしよう。

「あはは、やりすぎちゃったかな」
「だろうな。だけどやるっきゃないぜ!行くぞっ!!」

オレは戦いの合図代わりに55ミリ砲を豪快にぶっ放した。




こういう終わり方もやってみる(なんだその実験文は)
工場は敵とかボスがいるのかと思っていましたが人も普通にいますし
バッドシステムも吊り上げ落としがノーダメという意外と安全なダンジョンでした。
セカンアクスはミッキーの言うとおりセンスが全くわからないものです。
名前はありますが結局のところシャシーで呼べばいいのかなと思い始めたり。
はんたが最初に手にしたのは「モスキート」、今回手に入れたのは「ワイルドバギー」。
今後戦車も増えることですし、そういう表記でいこうかと思います。
どんどんミッキーがつかめない人物になってきました(笑)はんた振り回されすぎ。
ドッグシステムは完全にイメージです。転送装置があるくらいなので
それくらいの技術が含まれた小型マシンがあったっていいとは思います。


賞金首との一戦!!果たしてはんたとミッキーは勝利することができるのか!

次回を待て!!

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