風林ノ草庵 ホーム » スポンサー広告 » 特別体験記(MM) »MM体験記第壱拾参回

スポンサーサイト  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

tb: --   cm: --

MM体験記第壱拾参回  

メタルマックス体験記第壱拾参回です。(地蔵の抜け穴~フリーザ)


賞金首マッドマッスルを倒して更に3台目の戦車、バンを手に入れたオレ達は
町で得た情報を元に北東に向かった。
話によれば北東には入り江があり、潮の満ち引きが激しいらしいけど
潮が引いた時洞穴が見えるとか。そこを抜ければ新境地か…?
だけど運良く引き潮の時じゃないとなぁ。そればかりは行ってみないとわからない。
入り江までもう少しというところでレーダーが小さいバイオニックを捕らえた。

「ん??なんかいるな…」
「真っ黒なアリだねえ。明らかに普通の大きさじゃないけど」
「あれは“メタルイーター”じゃないかな?」
「とりあえずあっちはやる気らしいぜ。返り討ちだ」

ポブレ・オプレ付近の山で資金稼ぎに狩りまくったゴールドアントと
同じサイズ、だけど黒光りするその小さいアリは見た目に反してかなり好戦的だった。
こちらが戦車に乗ってるっていうのに果敢に突っ込んでくるんだもんなあ。


だけどそのアリをナメちゃいけなかった。


「あ、当たんねぇーー!」
「小さいから戦車の動きがついていかないよ、白兵戦に切り替えようか?」
「そうだね、踏み潰してやる!」

あんじゅがまずバンから降り、続いてオレとミッキーも戦車から降りて
それぞれ武器で攻撃するもこれまた当たらない。
当たったとしてもその強固な身体への手応えはかなりイマイチ。

「だぁぁーーーーっ!!!腹立つ!」
「…なんか、様子がおかしい。聞こえないかい?ザワザワするような…」

あんじゅが何かに気付く。オレはアリを追っかけていて気付かなかったけど
言われて始めてこの場の違和感に気付いた。ざわざわと音を立て何かが近づいてくる。
ミッキーがメガネの位置を直してそれを凝視、そして叫ぶ。

「アリだー!」
「マジかよ!?」

オレ達に向かってやって来るそれは真っ黒な塊。じゅうたんがゆらゆらと
動いてるみたいだ。流石にあれに噛まれたら…まずい。

「二人共!早く乗りな!!!」

あんじゅはいつの間にかバンに乗り込んでいたようで、オレも慌ててモスキートに避難する。
メタルイーターの軍団、それは“黒いじゅうたん”と呼ばれる恐るべし敵だった!
固まった分攻撃は当たりやすいけど防御の高さはそのまま。そして攻撃回数が倍の倍。
いくら戦車が丈夫でもアリにガジガジ噛まれてると思うとなんか嫌だ。
なんとか撃退したものの、思わず主砲や特殊砲をぶち込んじまった。
とりあえず退治して一息つく。やれやれ、小さい奴も侮れないな。

「…あ、見てはんた君」
「何を…あっ!」

ミッキーからの無線で入り江の方向へ目を向けると丁度引き潮だった。
洞穴もバッチリ見えてる。入るなら今しか無さそうだな。

「ちょっと弾数減ってるけどこれくらいなら平気だろ、行くぜ!」
「これ、途中で潮が満ちてきたらどうなるんだか」
「…え」

ミッキーがぼそっと喋った一言にオレもあんじゅも固まる。
そりゃあ、溺れるわな…。すぐに抜けないと。



戦車を急発進させすぐに洞穴に入るとピチョン、と水滴が戦車に当たる。
潮がいつ引いたのかわからないけどさっさと抜けるに越したことは無い、急ごう。
途中タコタンクに遭遇したけど大したことは無く、いつ抜けられるかわからない
洞穴をオレ達はずっと走り続けた。直線だらけで走りやすいけど、長い。

「こういうとき戦車に乗ってて良かったんじゃない?姐さん」
「はは、そうかもね。いくらアタイでもずっと走り続けるのはキツいかな」
「おい、何かあるぞ」

ミッキーとあんじゅの会話を挟んでオレは目の前にある謎の物体の存在を告げた。
石でできた頭の丸い像。しかも通路をギリギリまで狭めるほどの大きさ。
ええと、これ何っていうっけ。

「お地蔵さんだね。なんでこんなところに?」
「さあ。でもこれじゃ先に進めないねえ…」
「戦車で押してみるしかないか、よ…っと」

オレは一度モスキートから降りて砲台の向きを調節して地蔵に当てた。
あっちも石でできてるんだ、これくらいで倒れたりはしないだろ。
ミッキーがワイルドバギーから身を乗り出し様子を窺っている。

「はんた君、急いでよ。あんまり長居すると…」
「わかってるよ。だけど倒して戦車が通れなくなったらまずいだろ。
 だから少しずつ押していくからな」


モスキートを少しずつ進ませ地蔵をズズズズ、と地すべりさせて動かした。
その後をワイルドバギーとバンも徐行運転で追う。



「…それで何て言ったと思う?“お前の母ちゃんデベソ”だってさ!
 一体いつの時代の文句だっての!」

「確かにそれはキツいよねー。みんなの視線、相当痛かったんじゃない?」
「ああ、痛いさ。アタイも見てらんなかったよー、あの時は」
「緊張感の無い会話するなよ…」

まったく、一体何の会話してるんだかこの2人は。インカム切ってやろうか。
グイグイ地蔵を押すと、次第に日の光が見えてきた。どうやら地上が近いらしい。
それでもスピードは上げないように、オレはゆっくりと地蔵を押して進んだ。



出口に到達すると、そこはちょっと変わった場所だった。
戦車が通れるくらいまで地蔵を押して3台とも久々に太陽の光を浴びる。
周りを見ると赤い鳥居がある。ここは神社なのか??
ということはこの地蔵は元々ここにあったんだろうか。
どうしてあんなところにあったかは知らないけどな。

「へー、こんな所に神社があるなんてね」
「よくわかんないけどとりあえず抜けたんだな」
「そうみたいだね」


神社を出て少し進むと丁度建物があった。自動販売機で弾丸を売っている補給所だ。
そこにはおっさんが2人いたけど、片方の様子がおかしい。ガタガタ震えている。
震えるおっさんを見てもう一人のおっさんがケラケラ笑いながら話しかけてきた。

「よお、アンタらハンターさんかい?聞いてくれよ、こいつさっき
 神社で地蔵が勝手に動いたってわめいて戻ってきてなぁー」
「ほ、本当なんだぞ!オレぁ見たんだ!!地蔵がひとりでに動いていたんだよぉ!」
「………ああ」

どうやらオレが押した地蔵の事みたいだな。モスキートは影で見えなかったのか。
この事は敢えて黙っておいて情報を聞くと北にフリーザという町があるらしいので
そこへ向かうことにした。名前からして寒そうだな。
自動販売機で特殊砲弾を買ったけど、相変わらず弾丸を買った後
勝手にピコピコ動くルーレット当たらねえなぁ…。何がもらえるんだか。



補給所からフリーザまでは大した距離でなく、あっさりと着いた。
こんな所もあるんだな。建物が建ってる辺りの地面が凍っていやがる。
少し離れれば普通の大地が見えるっていうのにこれはどうしてなんだろうな?
その時ドッグシステムも町の名前を登録し始めた。

“フリーザ”

フリーザは寒いのかと思ったら意外と寒くなかった。ならこの氷は何だよ?
とりあえず戦車から降りてその氷に足を乗せてみた。そうしたら…

「お?」

足を見事にひっくり返され、ケツからドスンとこける。
それだけでなく、ツルツルとした路面はオレの身体を慣性運動から解放してくれない。

「うわああああああああぁぁーー
「…あーあ、行っちゃった」

そんなミッキーの声が聞こえた気がする。


町の周りをぐるりと回ってオレは入り口に戻った。所々に木がある。
あそこに上手く戦車を止めて方向転換を繰り返せば中央にあるビルに入れそうだ。
人でも戦車でも突っ込まないと中に入れないってか。
だからビルの入り口が開放的なんだな、町の人も考えたもんだ。
この町には強力な戦車パーツ、それと白兵戦用の武器も売っていた。
買い物をしながらいつも通りハンターオフィスに足を運べば見慣れないポスター。
デッカいマンモスだけど足がキャタピラになってる。なんだか凄い威圧感。
名前は“マンモスタンク”賞金は…10,000Gだって!?

「10,000Gもかけられてるなんて大した賞金首だな。どこにいるんだ?」
「ええ、この町の地下に棲みついているんです

…今、オレ聞き間違えたかな?賞金首が、町の地下にいるって??
そんな表情が出ていたのか、ハンターオフィスの従業員は先ほど言ったことを繰り返す。

「本当ですよ。あれがいるせいでこの町はずっとこんなことになっているんです」
「マンモスタンクが町を凍らせているってことかい?」
「ふーん。どうするの?はんた君」
「決まってるだろ!マンモスタンクを倒して賞金ももらう。
 そして町も元通りにする。一石二鳥じゃねえか!」


早速オレ達はマンモスタンクを倒すことを次の目標にした。
10,000Gか…この間倒したマッドマッスルの2倍、こいつは凄いぜ!






勿論時間制限なんてありません。あったらオイラ泣きます(←時間制限イベント大苦手)
フリーザに初到達した時うっかりそのまま上を押してしまいツルーンと町の外へ
滑って行くのは罠ですかそうですか、今でもうっかり滑ります(笑)
そして実話シナリオのアリだー!ロマサガ2風にしてごめんなさい。
だけど実際黒いじゅうたんになる瞬間を見ていない(思いっきり画面から
目を逸らしておりました)このタイミング。
慌てて戦車に乗り込む姿はとてもじゃないけど賞金首を討ち取ってきた
歴戦(?)のハンターには見えません。いと哀れ。


マンモスタンクに戦いを挑むはんた達に勝ち目はあるのか!

次回を待て!!

category: 特別体験記(MM)

tb: --   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

綴ってる人

Twitter

▲ Pagetop

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。