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MM体験記第壱拾七回  

メタルマックス体験記第壱拾七回です。(ソル~地下鉄跡)


ユゲを占領していた山賊はワルゲリョを倒すことで大人しくさせることができた。
そして新しい大地へ向かうためワルゲリョと戦ったときにあいつが乗ってきた
渡し舟を使って川を渡ることにする。戦車が乗っても大丈夫かなと思ったけど、
かなり丈夫な舟だったから3台が一度に乗っても沈むことは無かった。
内心少しヒヤヒヤしてたけどな。

川を下り小屋に着いたけど、人の気配なんか全くしない。一体これは…?

「うわ、なんだよこれ」

オレが見つけたのは人の骨。
山賊がここにいた時にでも何かあったんだろうか。
とにかくここは新天地、油断しないようにしないとな…。
先に小屋を出て辺りを窺っていたミッキーが戻ってきた。

「はんた君、東の方角に町っぽいのが見えるよ。行ってみよう」
「そうだな。ドッグシステムで登録できればこっちにすぐ移動できるようになるし」

舟から戦車を降ろし、オレ達は新しい大地を踏み進む。
モンスターはまだこの装備でも十分敵う相手だったようで、ぶっ飛ばしながら東へ。
そしてやたら高い建物が目立つその町へたどり着いた。


“ソル”


コロナビル程ではないけどそれなりに高いビルと、その周りに建物が建っている
この町へ着いたものの、外を出歩く人は1人もいなかった。
また何かありそうな予感がする。勿論、悪い方向のな。
建物の中には人がいたけど、やっぱり何やらあまりよろしくない状況のようだ。
困り果てた顔をした住人によると町の下で何かが暴れているみたいで、
寝不足だとか仕舞いにはトイレの水が流せないだってさ。
また、高い建物の前に1台の戦車が止めてあった。
もしかして動かせるのか?どんな戦車なんだろう。
思わずそこへ走って見に行くけど、それを阻む1人のおっさん。

「おおっと待ってくださいハンターさん。これが欲しいとでも言うんでしょう?」

素直に首を縦に振ると、おっさんはふむ、と少し考えてオレに答える。
流石にバギーみたいに花占いじゃ済まされないよなぁ。

「よし、あげましょう!
 …ただし、下水の化け物を退治してくれたらの話ですが」
「化け物…?やっぱりモンスターの仕業か」
「ええ、ですが誰も太刀打ちできず…ハンターの君なら勝てるのでは?
 もし倒したらこの戦車を差し上げますとも」

よし、その話乗ったぜ。オレはすぐに2人に下水のモンスター退治の話を持ちかけた。
そして町のはずれにあるマンホールを開け、中へと降りた。
ちょっと薄暗い、不気味な感じがする下水道だ。

「うっわー、臭いなぁ」
「我慢しろよミッキー。町のため戦車のためだ」

後ろから鼻をつまんでるのかミッキーが変な声で愚痴をこぼした。
オレも少し変な臭いは気になったけど仕方が無い。
あの戦車が欲しいし、トイレの水が流せないのはかなり痛いし。
だけど戦車とは違い今回は白兵戦だ。
即ダメージに繋がるからプロテクターはしっかりと装備しておいた。
それでも壊されることがあるんだからモンスターの力は侮れない。
湿った下水道を歩いていると突然腕を何かがかすめた。
直撃はしてないけどちょっと服が裂けちまった!モンスターだな…!!

「来たぞ!構えろ!!」

オレはすぐにニュートロンガンを何かが飛んできた方向へ撃った。
現れたのは前に戦ったドス・ピラニアスと同じ種族のメチルアマゾン。
紫色のボディが毒々しいな。何よりすぐ目に入ったのは手に持っているボウガンだ。
なるほど、さっきのはあのボウガンの矢か…
鉄橋の戦いでモスキートに刺さったあの矢を思い出すぜ。

「くっ…はんた、こいつら強いよ!」

あんじゅの攻撃ですらあまり通用しないメチルアマゾンは
容赦無くボウガンをオレ達に撃ち続けてきた。
反撃なんてできずひたすら防戦に徹するけど、数本の矢が直撃しそうになる。
こ、これはまずい…っ!

「ミッキー、あんじゅ、撤退だっ!」

腰に付けている小さなカバンから煙幕花火を取り出し奴らにぶつける。
煙が下水道を覆い始め、その隙にオレ達は下水道の外へと逃げ出した。
急いでマンホールを閉め両肩で荒い呼吸を繰り返す。…くそっ、あちこちが痛む。
だけどまず全員無事みたいだな。

「二人共、大丈夫か?」
「ちょこっとだけやられたけどなんとか」
「ミッキー!アンタその腕…っ」

少し顔を歪ませているミッキーは右腕をやられたみたいで、
傷を抑えている左手のグローブが赤く濡れていた。
オレとあんじゅは比較的攻撃をかわせたから大したケガは無かった分
益々その傷に物凄い罪悪感を覚えた。そうだ、オレが勝手なことをしたから…
ぎゅ、と拳に力が入る。そしてミッキーに頭を下げた。

「ごめん、オレが下水道に行こうなんて言ったから」
「気にしないでよはんた君。僕にも多少非があるのはわかってるし」
「どうする?ミッキーもこのケガだし、全然勝ち目が無かったし…」
「一旦諦めよう。だけど後で必ず戻る。この町を見放すことはできないからな」

座り込んでいた体勢からゆっくりと立ち上がるとオレ達は手当てをするために
一度宿へ戻ることにした。くそっ、凄い胸の中がモヤモヤする…!
白兵戦と言えど、初めて感じた敗北だった。
だけど必ず戻ってきてやる。
あのメチルアマゾンと、その奥に潜むモンスターを倒すために。

「ミッキー、操縦はできるか?」
「大丈夫だよ。カプセルの効果で痛みも大分引いてるから」

ミッキーはヘラヘラとした顔でそう答えるけど、本当に大丈夫か?
でも本人が言うなら…大丈夫か。そう思いながらモスキートのレバーを引く。
ソルで他の町の話を聞くと、南の方に変わった建物の町があるらしい。
山脈を越えたところにあるとか。結構遠そうだな。
だけど、途中ガンタワーとかグレートカバゴンとか、どんどん現れる新しいモンスター達は
今の戦車の装備じゃ全然敵わず、出くわしては振り切って逃げまくった。
早いところ新しい町で武器を新調しないと真っ向から立ち向かえそうにない。
今まで、こんな事無かったのに…。苛立ちが募るばかりだ。



山脈を越えると橋があり、そこを渡るとようやく町並みが見えた。
…ってあれは町というのか?変なクルマが並んでるだけのような…。
だけどドッグシステムはその町をきちんと登録した。


“イーデン”


変なクルマの正体はミッキー曰く『電車』。
地面に敷いてあるレールの上を走る乗り物らしい。今は動かないみたいだけど。
イーデンはこの少しボロっちい電車を建物として利用しているみたいだ。
横長のフロアだけどそこへベッドや机を置いてる。ま、慣れれば住めそうだな。
いつも通り3人で情報収集を行うと、どうやら南にずっと昔“東京タワー”と呼ばれていた
塔があったらしい。詳しくはツヅマだかシジマという爺さんが知ってるとか。
オフィスでオレが見つけたのは新たな賞金首のポスター。
ムカデのモンスター“ムカデロン”だ。賞金は32,000G。
生息しているのはその東京タワーがある方角、南の方角らしい。
東京タワーに行く途中に出くわしそうだな。だけどこの装備じゃ…
思わず俯いちまう。自分に限界を感じそうで、なんだか嫌な気分だ。

「明らかに自信無くしてるねぇ」

背中をトンと軽く叩かれビクリと身体が反応する。
…やっぱりこいつだ。オレの考えてることをすぐに解するミッキー。
そしてオレを馬鹿にしてるような卑しい笑みで更に追加攻撃。

「自信が無いならハンターやめちゃえば?最近不調続きだしね」
「なっ…!!!!」

いつもいつもこいつには色々言われていたけど、これだけは許せなかった。
確かにワルゲリョとの戦いは失態を見せたし、今も敵に苦戦してる。
だけどお前にオレの道を変える資格なんて無いっての!
拳に力が入り、その手に握り締められていた指を自分に向けてオレはミッキーに叫んだ。

「誰が自信が無いだって!?オレは数々の賞金首を倒してきたハンターだぜ?
 見てろよ、ムカデロンなんてサクッと倒してやるんだからな!」

「それでこそ君らしいってとこだね。それじゃ、僕先に宿で休んでるから」

オレの剣幕なんて気にせずミッキーは左手を振りながら宿のある電車へ歩いて行っちまった。
左手…。オレはミッキーの小さな後姿を見て胸が痛くなった。
そうだ。オレらしく、モンスターを蹴散らすんだ…!
あいつの言った事は励ましだったのか本音だったのかわからないけど、
オレにとっては自分の意志を立ち直らせてくれる一言だった。

「ありがとな。ミッキー」

きっと聞こえないだろうけど、小声であいつに礼を言った。
そしてオレは町はずれにひっそりとある少し汚いテントへ向かった。
ツヅマだかシジマだかいう爺さんに会うためだ。
ちなみにツヅマかシジマかわからないのは
話をしてくれたおっさん2人がそれぞれこう言ったから。どっちなんだよ。

「ほう、東京タワーとな…あそこには昔の技術を守っている人がいるのじゃ。
 展望台に上がるといい。いい眺めじゃからの」

昔の技術?それはこういう建物を作り上げた人たちの技術のことだろうか。
ポートスラムでそんな事を言ってる人がいた気がする。
それと、他のところでは赤い戦車を見たという話も聞いた。
間違いなくウルフのことだ。
南に向かったらしいな。東京タワー…には行かないか。
でもまた会えるんだろうか?



装備を揃えたオレ達は早速南の洞穴へと入った。
今までのそれとは違い、今回の洞穴はコンクリートで覆われたところで、
足場が動くコンベアが階段式になっていた。

「ここは…『駅』だね」
「なんだそれ?」
「イーデンのような電車が走っているところが止まる場所さ。ここはそこへ向かう道。
 このエスカレーターは自分が歩かなくても勝手に運んでくれる便利な機械だよ」

「へぇ~、物知りだねぇミッキー」

相変わらず博識だこと。おかげで歴史の勉強にもなるぜ。
東京タワーと同じく、ここも昔の技術で作られた場所みたいだ。
こういう技術は一体どうして今は無いんだろうな??
道なりに進むと、行き止まりになっていた。正しくは道が陥没していた。
丁度そこにおっさんがいたので話を聞くと壁にヒビがあるとか。ヒビ…ね。

「おっさん、下がってな。こいつで道を開ける」

オレはモスキートの主砲を壁のヒビに向かってぶちかました。
すると壁が崩れ壁を支えていた土砂が一気に陥没した穴へ流れ込んだ。
よし、これで先に…

「うわぁぁぁぁ、な、なんだあれはっ!!」

おっさんが悲鳴をあげる。
もしかして、とレーダーを見ればオレ達とおっさん以外のものを発見した。
土砂から現れたのは巨大なムカデのモンスター。

…そう、賞金首“ムカデロン”だった!








またまた中途半端に終わる(笑)
ソルの下水道は本当に敗走でした。メチルアマゾン本当に強い…。
ちなみに煙幕花火は使った人の回避率を上げるアイテムなので煙玉みたいな
アイテムじゃありません、捏造警報。
最近キャラの心情描写が増えた気がしないでもないです。何にしても
この語彙力の無さじゃさっぱりですけれどもね!(笑)
なので諦めてイーデンへ。なおイーデンの由来は死語のE電だとか。わ、わからない(汗)
イーデンでアホな子分3名がおりまして、「ボスー、オレう○こー」が
気になって仕方が無かったのですがここでは端折る結果に。残念(?)
地下鉄は東京タワーが昔の技術で作られたものなのでこれも昔のものかなと推定。
あちこち土砂がありますし電車がそもそも無いので。つまりMMはちょと近未来?


現れた賞金首ムカデロンを打ち倒すことができるのか!

次回を待て!!

category: 特別体験記(MM)

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