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MM体験記第壱拾九回  

メタルマックス体験記第壱拾九回です。(ソル下水道)


東京タワーでBSコントローラーという地図が見られる不思議なメカを老夫婦からもらい、
自分たちが冒険してきた地図を眺めながら次の目的地を考えていた。
勿論行った事の無い所へ行きたいけれど、その前にどうしても行きたい場所がある。
ちょっと躊躇ったけど、やっぱり行きたくてその旨を告げた。

「もう一度…行かせてくれないか?ソルの下水道へ」
「………あそこに?」

ちょっと眉間に力が入った表情でミッキーが答えた。
…そういう顔をされても仕方が無い。
こいつは前メチルアマゾンに右腕をボウガンで傷つけられている。
下手したら命を落としていたかもしれないんだ。

「アタイは構わないよ。
 東京タワーであいつらと互角、いや寧ろ有利に戦えるってわかった」


一方、あんじゅは腕を組みながらオレに賛同の意を表してくれた。
確かにあんじゅの超音波砲であいつらにとどめを刺すことができた。
オレとあんじゅで戦えば倒せるだろうけどミッキーの意見も尊重してやらないとな。
こいつが嫌だと言えばここでやめるつもりだった。ミッキーのメガネを
覗き込むと多少困っていたようだったけど、オレと目を合わせた時には
そんなネガティヴな印象を見せない眼差しへと変わっていた。

「オッケー。行こうじゃないか。僕だっていつまでも負けっぱなしは嫌だから」

ぎゅ、と右手を力強くミッキーは握り締めた。
そしてオレの目の前に掲げたのでオレも右手を出して拳をコツンと軽くぶつけた。
そこへあんじゅの拳も加わる。
これで満場一致。オレは早速ドッグシステムを作動させソルへと転送した。



町の様子を見る限りじゃ未だに下水道のモンスターに悩まされているみたいだ。
前来た時と同じようにマンホールを開けて、地下へと下りる。
気のせいかな。下水の川の中に大きな影が見えた気がしたんだけど…
前方から突然何かの気配を感じとっさに超音波砲を放つとギャゥ、と潰れた声。

「いたぞ!気をつけろ!!」

3人で一斉に超音波砲を構え薄暗い影へと集中正射。
相手の反撃が来ない事を確認すると少し前進して奴らの様子を窺う。
そこには3体のメチルアマゾンが横たわっていた。
生命反応無し、か。よし、今の内にどんどん先へ進もう、と2人を促す。
…やっぱりこの武器の性能と、自身の覚悟ってのが前と違うんだろうか。


排水ポンプを動かせば水が引く、と町の人のアドバイス通りにコンピューターで
ポンプのスイッチを切り替えるとドドド、と大きな音を鳴らしながら一気に水が引いた。
これでモンスターも見つかりやすくなるはず。…ま、どんなのかわからないけどな。
何故か水が無くなってからカラッポリタンとか今のオレ達にとってはザコな奴らが
うじゃうじゃ湧き出したけど、軽く倒してどんどん奥へ歩いて行く。

「そういえばこの下水道ってどこに繋がるんだろうね」
「あ、そういやそうだな。ソルじゃないところに着いちまったりして」

ミッキーとのん気に会話をしながら歩いていたけど目の前にデカい奴がいて
オレは思わずその足を止めた。二人もオレの後ろからそれを確認する。
そこにいたのは巨大なミュータントワニ。
爬虫類独特の目でオレ達を睨みつけている。
明らかにミュータントっぽい左右3つずつある目、背中には刺々しいウロコ。
見た目だけなら賞金首にも匹敵するインパクトだな。問題は強いかどうか。

「きっとこいつだな。よし、ぶっ倒してやるぜ!」

ミュータントワニもそうはさせないと襲い掛かってきた。3人で一斉に散って
まずはこいつの圧し掛かりをかわす。そしてこちらからは超音波砲のラッシュ。
やっぱり図体の通りしぶといな…メチルアマゾンが打たれ弱いのもあるかもしれないけど。
ミュータントワニの6つの瞳がオレの瞳とぶつかる。あ、まずい何かする気だ。

「ぅわっ!?」

いきなり足元をすくわれ前のめりで倒される。くそ、しっぽで足払いを
かけやがったのか!体勢を整えようと両腕で上半身を起こした時既に
ミュータントワニの第二波がオレに放たれていた。それは巨大なツメ!

「そんなの喰らってたまるか!」

瞬時に腕の力だけで身体を後退させる。
少し腕にツメが掠ったけど直撃してないだけ十分マシだ。
オレを獲物と確定したらしいけど、オレには2人の仲間がいることを忘れるんじゃねえぞ?
ミュータントワニの背後からジャキ、と超音波砲を構える2人の影。

「さぁ、おねんねしなさいな!」
「耳塞いでねはんた君?超音波で混乱するから」

ちょ、ミッキーお前今更そんな大事な事言うのかよ!?一応ヘルメットで
耳は防御されているけどヘルメットの上から耳を覆い防御する。
2人の超音波砲でミュータントワニは地に伏せた。これで一件落着だな。
丁度近くに出口があったので出てみるとそこはまだソルの町だった。
なんだ?意外と広いんだなここは。すぐ視界に高い建物が入り、そして…

「あ、戦車」

オレが求めていた戦車と再会した。
まじまじと見れば、今までの戦車とは違い随分とちんまりした形。
そこへ前回訪れたときに約束してくれたおっさんがやって来た。
オレ達の様子を見るなり下水道での出来事を把握したみたいだな。

「まさか本当に倒してくれるとは!ありがとうございますハンターさん。
 約束通りこの戦車は君たちのものです。どうぞ持って行って下さい」

やった!これで5台目。だけどこいつ副砲しか穴開いてないのか。
先に改造やら何やらしないといけないな…、と2人に振り返ったけど
今回ばかりは2人も好意的な事は言ってくれなかった。

「新しい戦車を改造までして無理に使う必要は無いと思うけどな」
「…やっぱりそう思うか?」
「アタイもミッキーに賛成だね」

シャシーに穴を、それも主砲はかなりお金がかかる。
でもいつかはこいつも改造して使いこなしたいんだけどな…
あ、そうだ。名前は…

“フィークロー”

「ミュータントワニのツメ?それって」
「ま、そういうところだな。それじゃこいつ牽引してリオラドに置いて来よう」

なんだか折角手に入れた戦車を即行で留守番にさせるのは気が引けるけど、
まずはこの町の人たちを助けることができたんだし、それで十分だろ。





「さて、ソルの問題も解決したことだし、次はどこへ向かおうか」
「そういえばまだ倒していない賞金首がいるね」
「誰?ゴメス以外にもいたっけ」
「ええと、これ。“ミスターカミカゼ”

ミッキーがハンターオフィスからもらってきていたポスターをペラリと開く。
…1つ目と6本の足がついた爆弾。
その目は人を馬鹿にしている嫌な目つきだ。だけど賞金は22,000G
こんな奴に大金がどうして賭けられているんだ?

「その名の通り物凄い逃げ足が速いそうなんだ。しかもどこにいるのかわからないって。
 だけど同業者達の話を聞いてまとめたらこの辺だと思う」


どうやらミッキーはオフィスの従業員ではなく同じハンターから話を聞いたみたいで、
BSコントローラーから展開された地図のとある地点を指す。
ソルとイーデンの間にある山脈。そこから西に大きな亀裂がいくつもある地点。
その付近で見かけたという声が多いとか。おいおいガセじゃないんだろうな?

「僕の情報収集力を疑ってるね?」
「あ、いやそんなわけは」
「嘘言わないでよ、目が泳いでるくせに」
「本当にわかりやすいねぇ、はんたは」
「わ、悪かった…とにかく行ってみようぜ」

頭をポリポリと掻いて苦笑い。これで次の目的は決定。
ミスターカミカゼの打破。
ドッグシステムでイーデンへ移動し、それから北上して亀裂地帯へ向かった。





というワケでシナリオ逆戻りな下水道でした。
実際はLVを上げまくって先の町へ行き超音波砲を買ってリベンジという流れ。
装甲車、本当に手に入れて即行リオラド送りですみません(笑)その時使ってた
3台で間に合わせてしまいました。しかも戦車データ見たら4台目のパンサーが
実はナンバー的に5で、装甲車が4だったという名前が!!!!的オチ。
だけどこれは突っ込みしようが無いので無視!戦車データって何で見てるんだこいつら。


遭遇しにくい賞金首との戦い!果たして奴と戦えるのか!

次回を待て!!

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