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MM体験記第弐拾参回  

メタルマックス体験記第弐拾参回です。(サンタ・ポコ~有毒廃棄物投棄場)


リオラドを出発したオレ達はまずBSコントローラーで地図を確認した。
勿論、それは次の目的地を決めるためだ。3人でBSコントローラーの画面を覗き込み、
ミッキーがとある地点から軍手を外した指で北へなぞる。

「ええと、ゴメスのアジトを北に抜ければ…砂漠地帯に着くね。
 ここはまだ行った事が無いよ」

「よし、それじゃそこへ向かおう。一番近いのはイーデンだな。
 ドッグシステムを作動させるから戦車に乗ってくれ」


それぞれ戦車に乗り込んでイーデン、そしてゴメスのアジトを過ぎて砂漠地帯へ突入した。
アジトを過ぎる時胸が少し痛んだけど、頭を振って操縦に専念する。
日照りが強い…こりゃ戦車に触れたら物凄い熱そうだなぁ。
それよりいつの間にか空の色が赤くなってきていた。もう夕方か。

「ねえ、どこかに町とか無いかな。ここまで来るのにもう半日かかってるから
 早いとこドッグシステムに登録でもしないと毎回こんなだよ?」

「確かに。んーと、ここから東に町があるよ。そんなに距離は無さそう」

ミッキーがBSコントローラーの地図を確認しながらオレとあんじゅを引率する。
砂漠ばかりの中久しぶりに見えた緑のふもとにその町はあった。
ふぅ、オアシスを見つけた気分だぜ。ようやく涼めそうだ。


“サンタ・ポコ”


数ヶ月ぶりに見る新しい町は新鮮そのもの。勿論あちこち探索してみることに。
ここで初めて訪れたのはレンタルカーショップの隣にあった洗車屋だ。
戦車にこびりついた鉛茸などを取ってくれるらしいけどそんなの見たことないなぁ。
しかもリオラドで整備されてるからそういう心配も今のところは無い。でも覚えておくか。
あとハンターオフィスでは新しい賞金首のポスター。
“ダストフランケン”という全身がメカでできているモンスターだ。
骨格が細くて貧相に見えるけど2本ずつある腕には凶悪な武器が装着されている。
81,500Gの金額に相当する力は確かにありそうだな…
この町の北東にある有毒廃棄物投棄場に潜んでいるらしい。これは倒さないと損だな!
だけど従業員がここは戦車で入ることができないと教えてくれた。
げげ、生身で戦うのか…一応この町にある武器は買い揃えたけど
生身で戦っていい思い出はあんまり無いからなぁ。
でもここで退いたらハンターの名が廃る。すぐに2人と合流してこいつの件を話し、
今日はこの町の宿で休んだ。ウルミの井戸と呼ばれる町の中心部にある水を飲んだら
疲れが一気に吹き飛んで驚いた。へぇ、なんだか凄い効能だな。



投棄場は森に囲まれているため戦車はやはり入れそうに無い。
仕方無く戦車を置いて武器を握り締め辺りを警戒しながら森の奥へ。
ガサガサと草を掻き分けて進むとやがて少しさびれた建物が見つかった。
ここがその投棄場だな。早速中へ侵入する。

「さて、ここにいるのはダストフランケンと…どんなモンスターだろうな」
「こういう所って意外とモンスターいないよね。いるとしたら…あ、はんた君後ろ」
「なんだ?…ってこいつは!!」

背後の無機質な感覚に思わず振り返ると見覚えのあるメカ…
以前ミッキーと共にポブレの近くにあった工場で遭遇したバッドシステムか!
そういえばあの時オレはこいつに捕まってミッキーの主砲で助けてもらったなぁ。
だけどあの当たり具合といったら本当にスレスレで危うくあいつに殺されかけたというか…


ガシィッ、と音がしてオレは思考を止める。


「んで、今回も捕まった。と」


ミッキーが余計な事言うから当時を思い出してる間にまたまたこいつに背広を掴まれた。
そして前回同様少しずつ身体を持ち上げられる。またケツから落とす気か?
はぁー、何やってるんだかオレも…。助けてくれ、と両手を上げる。

「はーい、はんた。動かないでね」

あんじゅがにこっと笑ってバズーカ砲をバッドシステム目掛けてぶっ放すと
ドォン、と轟音と共にバッドシステムは簡単に破壊されオレは地に降ろされる。
流石に前とは違ってきちんと足から着地したけどな。

「悪い、あんじゅ」
「油断しないことだね。こいつらなんて別に大した相手じゃないけどさ」
「ねえねえ、このコンベアー怪しくない?行ってみようよ」

いつの間にかあちこち探索していたミッキーがベルトコンベアーを見つけていた。
その先は…見えない。でも他に道が無い以上行ってみるしかないな。
全員でコンベアーに乗り見えない闇へと進んだ。


…はずだったけど闇は前ではなくに広がっていた。


「わあああああああぁぁぁぁっ…」

そういえば投棄場だもんな…ゴミを処分するんだから下に投げ捨てるのもアリだよな。
ドスンとケツから落ちればまたコンベアー。一体どこまで行くんだろう。
3人で互いに目を合わせてとりあえずこのまま身を預けることにしてコンベアーまかせ。

「ってまた落ちるのかぁぁぁぁぁっ!!」

ここって地下何階まであるんだよ!?帰って来れるのか??
これを数回繰り返してようやく部屋っぽいところへ放り出された。
ドサドサと乱暴に3連続で落とされる。一体何度ケツをぶつけたことか…。

「あででででケツが…」
「ここが最下層みたいだね。そろそろお出ましするんじゃない?」
「そうだろうね。気をつけなよ、坊やたち」

身体に付いたホコリを軽くはらって辺りを見回す。ゴミらしき物体がごちゃごちゃとある。
ダストフランケンはどこから出てくるのやら…。
武器はしっかりと構え3人で部屋を探し回したけど、ダストフランケンは見当たらない。

「…いないね。ここじゃないのかも」

ミッキーがため息をついて一言。オレとあんじゅも右に同じ、と目を合わせる。
ここにはいないと判断して部屋を後にしようとすると後ろからモゾモゾと音が聞こえた。
同時に感じる手強い相手の気配…来たか!?

「ミッキー、後ろだっ!!」
「へ…うわぁっ!?」

突然ガラクタの中から現れた鉄の腕にミッキーが捕まった!
そしてガラガラとガラクタを押しのけ腕の持ち主が姿を見せる。
ポスター通りの赤いボディ、間違いない…こいつが“ダストフランケン”だな!!

「何するんだよ、このっ!」

ミッキーがバズーカ砲をダストフランケンの頭部に直接当ててゼロ距離射撃を行うも
あまり効いた様子は無い。少し焦げて煙があがったぐらいだ。
3人それぞれ使いやすいように改造してるから持つので精一杯な
あいつのバズーカ砲の威力はオレよりも弱いはずだからなぁ。
だけど全く動じてないって…装甲の高さが窺える。こいつも強敵の予感。
オレもバズーカ砲を構えミッキーを掴んでいる腕に標準を定めたけどミッキーは
こいつの動きに何かを感じ取ったようで、慌てて両手を前へ突き出し制止の要請。

「わっわっ!はんた君撃っちゃ駄目!!」

突然ダストフランケンがミッキーごと腕を振り回しそのままオレに向かってぶん投げてきた!
なんとか受け止めようとしたけどあまりに思いっきりぶん投げてきやがったせいか
オレも一緒に吹っ飛ばされる。団子状態ですっ転んだままミッキーが分析する。

「いたた…あいつ骨組みは脆そうなのに凄い馬鹿力だよ」
「そうみたいだな…ちょっとオレのバズーカでも通じるか不安だぜ」

立ち上がりもう一度バズーカ砲を構えたけどダストフランケンが
オレ達に注意が向けられてる間にあんじゅが背後を取っていた。
そしてダストフランケンが反応する前に中央部にあるコアらしきパーツにバズーカを放つと
その細い鉄の腕をガクガクと震わせ、ガシャンと崩れ落ちて戦闘終了。
あれ…なんか凄いあっさりした結末だったんだけど。弱点でも突いたんだな。
唖然としているオレとミッキーにあんじゅは得意気な笑みを見せた。

「ふふ、一丁上がりだね」
「凄いよ姐さん!よく弱点がわかったね」
「さっきミッキーを投げる時にここが光ったのが見えたのさ。だから怪しいと思ってね」

あんじゅは光を失ったコアをコンコンとブーツで軽く蹴っていた。弱点剥き出しとはな…
そして腕の一部を証拠品として拾い上げ、傍にある帰り道用の階段へ向かう。

「さ、帰ろうか」

やっぱり白兵戦はソルジャーが頼りになるってよくわかったぜ。
今回全く役に立たなかったオレとミッキーはとぼとぼとあんじゅの後をついて歩いた。



そういえばいつもはドッグシステムで洞窟からも出ることができたけど今回は徒歩。
階段を上って地上を目指すと、鍵のかかった扉を見つけた。
こういう時に役立つのが前にあいつから失敬した“アレ”だ。

「ミッキー、ロックハッカーはまだ持ってるか?」
「うん。ええと、この扉?やってみるね」

ミッキーがロックハッカーで扉を開けるとそこには木箱。
何が入ってるのかと期待していたら変な小瓶。ひょいと拾い上げて見るけど、
飲み物なのか?あんまり美味しそうな色はしてないけどな。

「なんだ?これ」
「ああっ!!!開けちゃ駄目だよはんた君!」

オレが小瓶のフタに手をかけたらミッキーが慌てて止めに入った。
突然隣で騒がれて思わずその手が止まり、あんじゅも後ろで首を傾ける。

「これは『濃縮メチル』。かなり強烈な毒物だよ」
「げっ、そんなの持ち歩けないぜ。戻した方がいいんじゃねえか?」
「いや、これは上手く使えば武器にもなりそう…僕に持たせてよ、これ」
「ミッキーなら大丈夫だろうね、任せるよ」

流石有毒って名前が付くだけあるなこの工場。おっかないこった。
まあ、あんじゅの言うとおり、ミッキーに任せておけば大丈夫だとうな。
その後も階段を上りまたコンベアーに乗ると例にもれなく落とされる。
だけどさっき最下層に落ちる途中のコンベアーだとわかり、
コンベアーの流れに逆走してなんとかコンベアーから降りることができた。
ちょっと体力使ったけどな。こういうの体力作りに向きそうだよな、やりたくないけど。
少し乱れた呼吸を整えていざ出口へ。

「やれやれ、運動不足だってのがよくわかったよ」
「それじゃここ出たら生身でサンタ・ポコまで帰る?」
「冗談はよしてくれ、バイオバズズのレーザーを生身で浴びるなんて御免だ」


すぐに戦車へ乗り込んでサンタ・ポコ。そして賞金の81,500Gをいただいた。
他に町の存在は無いかと聞いて回ると“カナベル”という町の事を教えてくれた。
だけど北にある“ヘルゲート”には行ってはならないという情報も同時に得る。
一体どういう場所なんだろうな。ヘル…あまりいい名前じゃないし、大人しく行かないでおいて
とりあえず次はカナベルへ行ってみよう。ちょっと遠いらしいけどな。

「カナベルはリオラドと山を挟んだ向こう側に位置する町のようだね。
 故郷が懐かしくない?はんた君」

「バカ、ついこの間までいた村に未練なんかあるかよ!」

ミッキーを軽く小突きながらオレ達は砂漠地帯を駆け抜けた。





久々ゲーム展開でした!でも本当はサンタ・ポコよりカナベルより先に行った場所が
あるのですがちょっとつじつまが合わなさ過ぎるので本来の順序にさせていただきました。
ダストフランケンよりこの投棄場に入る前遭遇したバイオバズズのレーザーの方が強かったのは内緒です(笑)
でもはんたとミッキーの攻撃は全然通じませんでした(汗)やっぱりソルジャーあんじゅの独壇場。
ロックハッカーを未だに持ち続けていました(笑)まさかここで使えるとは思いもせず(単に預け忘れたとも言う)


はんたの旅はまだまだ続く!

カナベルではどんな出会いが待っているのか!

次回を待て!!

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