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MM体験記第弐拾八回  

メタルマックス体験記第弐拾八回です。(地球救済センタービル)


犬の穴を去り、戦車に大量の装甲タイルを積んであの大きなクレーターに近づけば
自分達目掛けて降って来る大量の砲弾。だけどそれをモロに受け止めはしない。
経験と勘でレバーを動かし、できるだけ直撃を避けながらクレーターの
奥底に沈んでいる巨大なドームへ突っ込んだ。
すぐにレーダーを確認すればミッキーとあんじゅの戦車を発見できる。

「みんな無事みたいだな」
「そりゃあ前もこういうことやってればね」
「とりあえずベコベコにはならずに済んだよ」

口々にそういう二人の声をインカムから聞き安心しながらも改めてドームの入り口に目を向ける。
今まで色んなところで見てきた建物と同じ、人なんかいる気配の無いところだ。
装甲タイルで補充を終えたミッキーがBSコントローラーでこの辺の地図を展開させている。

「はんた君…ここの建物、データがある。『地球救済センタービル』、だって」
「救済?地球を助けるために作られたのか?」
「モンスターがウヨウヨいるんじゃ全然救済できてないと思うんだけど」

このビルは高い山に囲まれ、辺りがクレーターという何か曰く付きのような感じがする。
変な実験でもしてさら地にでもなったんだろうか。とりあえず…。
Rウルフに乗り込んで発進の準備をして二人にインカムを通じて声をかける。

「中に入ってみようぜ」
「本気?はんた君」

ミッキーが思いっきり怪訝な声を上げる。そりゃそうだよな、その反応が当然だ。
だけどここを調べれば何かわかるかもしれない。

どうしてモンスターがこの大地を蔓延っているのか、

どうして地震が絶え間無かったのか、

どうして昔の技術が失われたのか。

オレはRウルフを動かしドアまで近づいたけど、封鎖されていて入ることができない。
だけど近くを調べると壁にヒビが入ってるところを見つけた。
そこへ主砲を撃ち込めば簡単に壁がボロボロと崩れ落ち、中の様子を窺えるようになる。

一面、灰色の世界だ。

無機質な感じのする金属の壁と床。
そして画面から明かりを放っている数台のコンピューター。まだ動いているのか。
ということは前に聞いた「ノア」というメインコンピューターもあるのかもしれない。
そう考えているとコンコン、と乾いた音が聞こえる。
どうやらミッキーがスパナでRウルフの装甲を叩いたみたいだ。

「ねえってば、はんた君。やっぱり入るの??」
「ああ、オレは行くぜ。嫌なら帰ってもいいぞ。オレはどうしても見てみたいから」
「はあ…好奇心旺盛なこと。でもアタイも興味あるかな」
「姐さんまで…。なんか僕、嫌な予感がするんだけど」
「大丈夫だって!」

根拠の無い返事…やっぱり好奇心だけでしかないんだけど、
ミッキーにそう言うと諦めたようで渋々とオレとあんじゅの後ろをついてきた。
そもそも帰ろうとしてもドッグシステムを積んでるのは
オレが乗ってるRウルフしかないから帰れないんだよな、そういえば。



1階には4台のコンピューターがあり、パスワードを入力せよとの文字が浮かんでいる。
どうやらこのパスワードをどうにか探さないといけないみたいだな。
とりあえず他の道を探し、上の階へ上るとノートが落ちているのを見つけ拾い上げる。
ここにいた人が書いたものか?だったら大事な情報が入っているかも…
他を探してくる、とタイガーを走らせたあんじゅを見送ったあと、
戦車を降りミッキーと共に中を見ると、よくわからない数式と機械の設計図らしきもの、
そしてこのノートの持ち主らしき人のメモ。

『地球環境の汚染と破壊を食い止めるためにかつてない情報処理能力を持った
 スーパーコンピューターを作り上げた。迫り来る破滅から人類を救ってくれと願いを込めて
 “ノア”と名付けた…』

「…ノア…!?」
「あのロボポリスが言ってた名前と同じだ。ここで作られたんだね」
「でも、そいつはこれを見る限りじゃオレ達の味方みたいだぞ?なんで
 そいつがヘルゲートを封鎖したりしてたんだ」

「コンピューターは所詮機械だ。おかしくなってしまえば敵にだってなる、そういうことさ」
「ねえ!こっちにもあるよ!」

インカムに澄んだ声が入り、タイガーがこちらへ走って来る。
戦車から降りたあんじゅが手に持つその手帳は全体的になんだか…赤黒い。
あんじゅの深刻そうな表情ですぐわかる。乾いていたけどその色は、血だ。

「血でくっついてほとんどのページが開けないけど、なんか凄いことが起きたみたいだよ…」

そう言ってベリ、と音を立てながらページを開くと赤の斑点と血で滲んだか細い文字が見えた。
血がついているということは負傷していたということ。なんとしてでもこの事態を
誰かに伝えたかったんだろうか…。

『…何が起きたのか?セキュリティシステムの反乱…?
 マスターコンピューターノアの機能に異変が生じたのか?コンピューターが意識を獲得した…?
 それを確かめるためには1階の4つの端末機に4つのパスワードを打ち込まなくてはならない…
 だが、セキュリティロボに見つかれば…間違いなく殺される…!』

場の空気が一気に沈黙に包まれた。
このビルは…いや、もう地球が危険なんだ。
ノアってコンピューターがおかしくなって、それが原因でこのビルにいた人は全員いなくなった。
あんじゅが黙って手帳を閉じ、見やすいように上げていた腕を下ろす。
オレ達はとんでもない所に来ちまったようだ。
なんだか知っちゃいけないことを知った気がする。



だけどそれと同時に、やらなくちゃいけないことも知った気がする。



「…やろうぜ」
「まさか、はんた…」
「ノアを壊すつもりなの?」

視線を下ろしていた二人が一斉にオレの瞳を覗き込む。だけどオレは力強く頷いた。
ノアを野放しにできない、そう直感が告げていたから。
いつものようにそういう意志が顔に出ていたのか、ミッキーはやれやれと肩を落とし
あんじゅはため息をつきながら腕組みをした。だけど二人とも笑っている。

「わかった、付き合ってあげるよ最強のハンターさん」
「最強のメカニックとソルジャーがお供してあげる」
「…ああ、サンキュー」

三人で拳をコツン、とぶつける。いつの間にかよくやるようになった儀式だ。
オレ達は3人で最強の賞金稼ぎなんだ、そう確認できるように。



手帳のあの文章はノアの異変の他にここに来るかもしれない誰かに
1階の仕組みを伝えるためメモとして残していたのかもしれないな。
持ち主に感謝しつつパスワードのヒントを探す。
部屋のところどころにあるコンピューターをミッキーがいじり6ケタの数字を見つけ出しメモする。
そして上の階にはここへ来る時オレ達を襲った砲撃の元凶が外の世界へ向けて装着されていた。
…まさかビッグキャノンが8台もあったなんてな。凄い防衛システムだぜ、これは。
だけど徹甲弾で機能を破壊させてただの鉄クズにしてやった。これで辺りに砲撃はしない。
ま、ここに来る奴なんてオレら以外いない気もするけどな。


更に上へ進むと小さい頃本で見た事がある水色の球体が何台も浮かぶ部屋へ。
その球体は地球だ。地球を小さくした模型なんだな。
水色の他に真っ白になってるのもある。これはどういうことだろう?
とりあえず近づくと球体の中にある白い煙…雲か?
それが動き出し、更に機械音が発された。

『生態系ニ重大ナルダメージ…!』

『ゼツメツ!ゼツメツ!ゼツメツ…!』

機械音が告げる地球の危機の警告。思わず全員で顔を見合わせる。
自分達では全く気付かなかったけど、そこまでこの大地は危険なのか…?
少しの間危険信号を出すと球体の動きは止まり動かなくなった。
一体ここは何をする部屋だったんだ?

「もしかしたらここの研究員が地球の環境汚染をこの球体にイメージさせていたのかも」
「だとしたら…もう随分と前でこれなんだから今はかなりまずいんでないの?」

どんどん何か大きな流れに巻き込まれていくのを感じながら、オレ達は部屋を後にする。
モンスターが時々現れオレ達を妨害してくるけどすぐに撃退しつつビルを徘徊した。



1階へ戻りさっき入手したパスワードを入力しようとしたけど、4つの端末に4つのパスワード。
一体どこにどれを入力すればいいんだ?4択とは厳しいな…。
ここはハンターの勘を信じ、一番近くにあった端末に一番最後にメモしたパスワードを入れてみる。
すると変なサイレンが鳴り響きロボポリスが音を立ててどこからかやって来た。
一応こういうことを想定してRウルフの影で入力し、ミッキーとあんじゅで守りを固めていたから
すぐに先制攻撃で壊せたけどな。勿論その後二人に怒られたのは言うまでも無い。


結局何度かロボポリスを呼んで撃退しながらも全ての端末に正しいパスワードを打ち込んだ。
最後の端末に入力を終えた直後、1階の中央の部屋を封鎖していた扉が開き
3台の戦車がそこへ入り込む。エレベーターかと思ったら転送装置みたいだな。
転送されてきた場所はさっきまでいた鉄の建物とは違い、洞窟のようだった。
ジャリジャリと砂地を進み辺りを観察する。とりあえず道なりに進めそうだ。
だけど少しずつ戦車を歩ませている途中ガキィン、と音がして突然レバーの操作が利かなくなる。
そしていつの間にか空いていた穴へ吸い込まれるように引っ張られる…まずい!
てっきりオレだけかと思ったら、ミッキーとあんじゅも同じ罠にかかっていたみたいで、
インカムから二人が慌てる様子が聞こえて…くるかと思ったけど。

「そりゃここまで来て何も無いわけないよねぇ…」
「やっぱりノアが侵入者を倒すために仕掛けた罠じゃないの?これ」

意外と冷静だった。くそ、少し焦った自分が情けないぜ。
だけどこの状況をどうすることもできずオレ達は戦車と共に砂地獄に巻き込まれ
暗い闇の底へと落とされちまった。






ついにラスダン攻略です。ちなみにBGMはいつものダンジョン曲なので
やってるときは全くラスダンという感じがしませんでした(笑)
実はパスワードを最初の入力で3連続間違えたどこまでも運が無い己に乾杯。
今まで特に深く考えず物語を進めてきただけに突然のシリアス展開に驚かされつつも
所々で聞いてきた話や度々起こっていた地震を思い出しました。
本当はここで一度Cユニットを破壊され渋々脱出したんですがこいつらに戻る時間は
ありません(←大人の事情とも言う)結構書き損ねてるEP多いんですけどね、実際。
ビッグキャノン2台×4のバトルは燃えるか!と思いましたが以前戦ったのと同じ能力だったので
かなり弱かったというオチです。なのでここでは瞬殺扱い。本当に瞬殺したのは
マンモスタンクですけど(笑)

狂ったコンピューター、ノアを止めることができるのか!?

次回を待て!!

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